名古屋と旅と、ときどきひとり言 〜ことばで残したい〜

最初は結婚式の準備を書きたくて始めたブログですが、主に私の日記です。未来の自分へのプレゼントとして書き残してます。昨年の12月から今年の3月まで東南アジアを旅してました。今は名古屋にいます。

震災の日に想う

今日は3月11日。

震災があった日。

亡くなった方々と、そのご家族、お友達のために祈ります。

 

8年前。私は大学院生だった。

名古屋の金山駅でうどんを食べていたら揺れた。

すごく揺れるから、「これは大きい地震だ」と直感で感じてうどんは置いたまま、そのまますぐに外に出た。

 

今日、私はタイのチェンマイにいる。

ホステルで朝食を食べて、近くに座っている人と話す。

何日くらい旅行しているの?とか、昨日どこに行った?とか、どこかオススメの場所はある?といった旅人定番の会話。でも楽しい。

 

隣にインド人の青年が座った。

彼は南部の出身だという。今はドバイに住んでいる。(ITか?!)

インドのことを沢山教えてもらった。特に南部の。

「南部は安全だから是非旅行してみてよ。」

彼の出身地の写真を見せてもらってすごく美しい所だと思った。

そして彼は言う。

「You’ll have nothing to lose. So why not? You should go to India.」

そうだ。インドに行って失うものなんかない。

 

震災の日に想う。

行きたい場所があったら行ったほうがいい。

先延ばしにするんじゃなくて、行ったほうがいい。

 

人生はいつどうなるかわからない。だから今日を一生懸命生きたい。

したいことがあったら挑戦したい。

だって明日地震がくるかもしれないし、わからない。

一番に想うことは「先延ばしにしない」と言うこと。

あとでああすればよかった、これしておけばよかっただなんて遅い。

 

この旅でも想う。

世の中には沢山の美しい場所があって、今回行けて本当に嬉しかった。

こんな世界があっただなんて。知らなかった。

そして人生には限りがあって、私は今35歳だけど、でももう35年は生きたということ。70歳になるまでにあと35年。35年は長いけど、でも今まで使った時間分ということになる。そんなにのんびりもしていられないんじゃないか。そう強く感じた。

 

震災の日に想う。そして私は東北の人たちのために祈る。